ラインジュピター（1990年生、母ワンストローク）

ラインジュピター（1990年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時10歳）と交配したワンストロークが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）森山牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

2月28日、デビュー戦は安達昭夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は安達昭夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安達昭夫騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月9日、中1週で迎えた6戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた7戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

6月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のドウカンアオバに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた10戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

7月24日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

9月17日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、村瀬好彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の秋の鞍（名古屋ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月8日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村瀬好彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村瀬好彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウアギーラに半馬身の差をつけて2勝目を収める

10月28日、連闘で迎えた15戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村瀬好彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた16戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村瀬好彦騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた17戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

4歳（1994年）

1月18日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は村瀬好彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた19戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村瀬好彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村瀬好彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワショウプリンスから1馬身半差の2着となった。

4月20日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村瀬好彦騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。