キョウエイコサージ（1988年生、母キヨウエイリーダー）

キョウエイコサージ（1988年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマンオブビイジヨン（当時12歳）と交配したキヨウエイリーダーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似堀牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

柴田寛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

11月3日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。

11月25日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ダンシングルーラーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月16日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のホッカイシーズンに6馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（1991年）

1月13日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定4歳500万下の呉竹賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大崎昭一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大崎昭一騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスノートリリオに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定4歳500万下のうぐいす賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大崎昭一騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。