アシヤビルズ（2006年生、母メジロカラーズ）

Ashiya Bill's

2006.04.26

アシヤビルズ（2006年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は芦毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時9歳）と交配したメジロカラーズが20歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は斉藤スタッド。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の2歳C2三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、斉藤スタッドから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、水野剛によって210万円で落札された。

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

9月7日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は418kg。17頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

12月7日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳C2三（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリュウノコーチに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2009年）

3月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 小雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

4月11日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた6戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

5月5日、中0週で迎えた8戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた10戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた12戦目は、3歳C1三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。