ダイワマークスマン（2010年生、母ダイワベルタ）

ダイワマークスマン（2010年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋射撃の名手」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時11歳）と交配したダイワベルタが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦1勝、地方17戦2勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月1日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

3歳（2013年）

1月13日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4月20日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

6月16日、中7週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキネオハレーをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月13日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。

11月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

12月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、原田敬伍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4歳（2014年）

2月3日、中8週で迎えた8戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、節分特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

2月24日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、余寒特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた10戦目は、弥生特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた11戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアートガウディを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

4月21日、中2週で迎えた12戦目は、新緑特別（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

5月16日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のチェリーサターンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

7月10日、中7週で迎えた14戦目は、花氷特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

7月31日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、さそり座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた16戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、野分特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5歳（2015年）

2月24日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた17戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、風花特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた18戦目は、春水特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた19戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般B3四 C1四（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。