ヴェルディール（2021年生、母ティールグリーン）

Verdir

2021.03.24

ヴェルディール（2021年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「緑になる(仏)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時9歳）と交配したティールグリーンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C24。

経歴

デビュー前

林徹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

7月13日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は552kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

9月1日、中6週で迎えた2戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた3戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた4戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウォーターアレに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月30日、中1週で迎えた5戦目は、鳥原川特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のワンウェイを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。