ベッライリス（2012年生、母ベッラレイア）

ベッライリス（2012年2月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「美しい（伊）＋虹の女神（ギリシャ神話）」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時10歳）と交配したベッラレイアが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

7歳のとき、ノーザンレーシングから「ノーザンファーム繁殖牝馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、中辻明によって990万円で落札された。

シルクホースクラブにて総額4,000万円（8万×500口）で一口馬主が募集された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

1月12日、デビュー戦は小崎綾也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は390kg。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったオートリボーンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月26日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

6月27日、中8週で迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

8月2日、中4週で迎えた4戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に敗れた。

9月13日、中5週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に敗れた。