イチフジタッチ（2002年生、母サクラスプリンター）

イチフジタッチ（2002年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時9歳）と交配したサクラスプリンターが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森永直幸。戦績は、地方22戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の夏菜ちゃんお誕生日記念。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森永利男から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

水野善太厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2004年）

6月24日、デビュー戦は仙道光男騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（1）（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサイキョウカチドキにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

7月28日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（1）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（2）（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（3）（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で仙道光男騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で仙道光男騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

11月23日、中5週で迎えた7戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（5）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で仙道光男騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた8戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた9戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

3歳（2005年）

1月12日、中1週で迎えた10戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は高木健騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は仙道光男騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

4月24日、中6週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高木健騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた15戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプリンセスアコを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミツアキトゥーリオを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の恵美子の願い“頑張れ笠松競馬”（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高木健騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リバーアンジュに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月16日、中7週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の夏菜ちゃんお誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオグリキラーズに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月21日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦の白露賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦のJA岐阜南杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高木健騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。