イクノシンプウ（1997年生、母ナンブトライバル）

イクノシンプウ（1997年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栃栗毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時13歳）と交配したナンブトライバルが13歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は波田和仁。戦績は、地方35戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2000年のクイーンカップ(アラ系4歳牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、波田和仁から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」と「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

弓削和彦厩舎（福山）へ入厩。

2歳（1999年）

7月12日、デビュー戦は久保河内健騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（福山ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は417kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウストゥサウスから2馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保河内健騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセイホードリームに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月9日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保河内健騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2000年）

2月7日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジキヒーローに7馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

2月20日、中1週で迎えた5戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジーエスダンサーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月20日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のクイーンカップ（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアレクシアに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月10日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったキカンボーから5馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中7週で迎えた8戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のドンシルバーオーに7馬身の差をつけて優勝

6月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の銀杯（福山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた10戦目は、雲の峰特別（福山ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったムサシボウレオから4馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中7週で迎えた11戦目は、新涼特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックセーラに4馬身の差をつけて制した。

11月5日、中6週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦の福山4才牝馬特別（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイサンラッドからアタマ差の2着に甘んじた。

12月17日、中5週で迎えた13戦目は、3歳戦のアラブ王冠（福山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は久保河内健騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったモナクマリンから2馬身半差の2着となった。

4歳（2001年）

5月20日、約5か月の休み明けで迎えた14戦目は、五月晴れ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月24日、中4週で迎えた15戦目は、藤特別（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた16戦目は、雲の峰特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシマナミセンプーに2馬身の差をつけて制した。

8月5日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のビーナス賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（7戦4勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリーミングから6馬身差の2着となった。

5歳（2002年）

4月21日、約8か月半の休養明けで迎えた18戦目は、うぐいす特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、アイリス特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた20戦目は、緑風特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた21戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、雲の峰特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた22戦目は、すずらん特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（6戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた23戦目は、横山フルーツ賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦のビーナス賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた25戦目は、日々草特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた26戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、大阪スポーツ賞（福山ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた27戦目は、ききょう特別（福山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた28戦目は、弁天島特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（9戦2勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた29戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、熊ケ峰賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた30戦目は、ひいらぎ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（10戦2勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた31戦目は、キャンドルライト特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた32戦目は、初夢特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた33戦目は、久松城賞（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（8戦4勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた34戦目は、フリージア特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（13戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた35戦目は、ひなまつり特別（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（14戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。