パワフルスパート（2018年生、母パワーオブフェイス）

パワフルスパート（2018年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名より+全速力」。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時15歳）と交配したパワーオブフェイスが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は増本牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、増本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、日向均によって723.6万円で落札された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月26日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月15日、中6週で迎えた2戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

12月27日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

2021年6月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

デビュー前

1歳のとき、増本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、日向均によって723.6万円で落札された。

角田輝也厩舎（名古屋）へ入厩。

9月3日、デビュー戦は今井貴大騎手を鞍上に据えて、3歳戦の黒羽マオ降臨の儀（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。

3歳（2021年）

9月16日、約9か月の休み明けで迎えた5戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハービンクレアに約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

10月21日、中2週で迎えた7戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイファーパンサーに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2021年10月22日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。