クリムゾンプリンス（2023年生、母Princess Princess）

Crimson Prince

2023.02.17

クリムゾンプリンス（2023年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のパイロ（当時18歳）と交配したPrincess Princessが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はパカパカファーム。主な勝ち鞍は2025年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

甲田悟史厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2025年）

5月16日、デビュー戦は野畑凌騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のヒロキに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月17日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のホタル特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のルトネールに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

デビュー前

甲田悟史厩舎（川崎）へ入厩。

9月25日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳戦の新生特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケンベテルギウスに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月15日、中2週で迎えた4戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの鎌倉記念（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の新鋭特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったブラックエックスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中4週で迎えた6戦目は、2歳オープンのジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（4戦3勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。