アドマイヤチェリー（1999年生、母ラテルネ）

アドマイヤチェリー（1999年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋さくらんぼ」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時6歳）と交配したラテルネが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、近藤利一によって1,575万円で落札された。

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

9月21日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、3着に入った。

4歳（2003年）

7月5日、約8か月半の休養明けで迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

8月30日、中7週で迎えた4戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジョーラーゼンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中2週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた5戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2004年）

12月11日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から43kg絞って迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

6歳（2005年）

1月30日、中6週で迎えた7戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

3月13日、中5週で迎えた8戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

5月10日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、宮の森特別（札幌(地)ダート1000m 雨/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた11戦目は、美香保特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた12戦目は、JAしずない万馬券特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。