タガノジョリーン（2018年生、母タガノプルミエール）

Tagano Jolene

2018.03.24

タガノジョリーン（2018年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のタガノゲルニカ（当時16歳）と交配したタガノプルミエールが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社新冠タガノファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

4月11日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

6月13日、中8週で迎えた2戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

7月24日、中5週で迎えた3戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハシュマルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシゲルホンブチョウに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月7日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアーデントバローズを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

11月21日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルージュサンライズを豪快な末脚でハナ差だけ差し切って4勝目を手にした。

12月5日、中1週で迎えた9戦目は、ムーンライト特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダノンディアマンテにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月25日、中2週で迎えた10戦目は、馬産地協賛（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパドクロアに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2022年）

1月5日、中1週で迎えた11戦目は、王春賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のセレージャに1馬身1/4の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

1月21日、中1週で迎えた12戦目は、寒月賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中純騎手（9戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のマウイバークマンを3/4馬身振り切ってファンの期待に応えた。

2月13日、中2週で迎えた13戦目は、田崎 山名 盛山カップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で田中純騎手（10戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた14戦目は、花春賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で田中純騎手（11戦7勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた15戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で田中純騎手（12戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセイウンシェリーに1馬身の差をつけて優勝

3月26日、中1週で迎えた16戦目は、春雷賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で田中純騎手（13戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったレディフォリアに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月9日、中1週で迎えた17戦目は、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で田中純騎手（14戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた18戦目は、八十八夜賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で田中純騎手（15戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた19戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で田中純騎手（16戦8勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月3日、中1週で迎えた20戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で田中純騎手（17戦8勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた21戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で田中純騎手（18戦8勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた22戦目は、熱血!さがけいば塾!NEOB-4組（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で田中純騎手（19戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るキクノキングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて制した。

7月15日、中2週で迎えた23戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、七夜月賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったサーストンネイジュに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中9週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた24戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、シオン賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

10月2日、中1週で迎えた25戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（20戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

5歳（2023年）

2月5日、約4か月の休み明けで迎えた26戦目は、春寒賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた27戦目は、「WIN!競馬.jp」で競馬を楽しもう!（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（21戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた28戦目は、早春賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（22戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったホウオウエックスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中1週で迎えた29戦目は、朧月賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（23戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったキクノキングに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月1日、中1週で迎えた30戦目は、夜桜賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（24戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、リョーノテソーロに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月22日、中2週で迎えた31戦目は、スイートピー特別（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（25戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。