タイフウロイヤル（1986年生、母モツカンビーナス）

タイフウロイヤル（1986年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハワイアンイメージ（当時9歳）と交配したモツカンビーナスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内白井牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方21戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1989年の4歳C1イ。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

11月26日、デビュー戦は篠原茂騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3歳（1989年）

1月22日、中5週で迎えた3戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

5月14日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

7月22日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月10日、中6週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた9戦目は、千葉進騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオショウカイザーから7馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉進騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた11戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルロードからクビ差の2着に甘んじた。

10月14日、連闘で迎えた12戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は千葉進騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた13戦目は、4歳C1イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉進騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキリコメットをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉進騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた15戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳C1イ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1990年）

4月18日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、一般C3ハ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉進騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた17戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ロ（三条ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は千葉進騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3ロ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3ロ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2ロ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大枝幹也騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンユータッカーから半馬身差の2着となった。

9月15日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた24戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大枝幹也騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンチェスターから4馬身差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた26戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月15日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた29戦目は、渡部隆男騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。