スバルフローラ（1990年生、母グレースヒタチ）

Subaru Flora

1990.03.24

スバルフローラ（1990年3月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセクレファスター（当時14歳）と交配したグレースヒタチが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）スイートファーム。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

11月8日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（1993年）

7月18日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったキタシバエンデバーにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルカリヴリアを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（2戦1勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず11着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小迫次男騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。