プチプラージュ（2022年生、母ラッシュストーム）

プチプラージュ（2022年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時16歳）と交配したラッシュストームが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は武牧場。2024年のラブミーチャン記念(牝)で2着に入った他、2024年の強心臓キクチで特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、武牧場武栄子から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

小国博行厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2024年）

5月22日、デビュー戦は落合玄太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/稍重）に出走。馬体重は452kg。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンマジョリカにクビ差届かず2着となった。

6月6日、中1週で迎えた2戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミライヘノテンシに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのパール特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンの強心臓キクチで特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたナンパセン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

9月21日、中8週で迎えた5戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の金沢シンデレラカップ（金沢ダート1500m 小雨/重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレディーティアラに5馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月19日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳オープンのラブミーチャン記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、エバーシンスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。