フラワーアンジェラ（2006年生、母チームスピリット）

フラワーアンジェラ（2006年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋天使（伊）」。毛色は芦毛。種牡馬のテイエムジャンボ（当時15歳）と交配したチームスピリットが20歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦2勝。主な勝ち鞍は2010年の4歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、ディスティニーファームから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、花垣春男によって367.5万円で落札された。

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

10月26日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3歳（2009年）

5月2日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り17着に終わった。

7月25日、中8週で迎えた6戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた7戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

9月22日、中4週で迎えた8戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月8日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡崎準騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳（福山ダート1130m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた16戦目は、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のタヂカラオノミコトに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C13（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノヴァネッサをクビ差制して2勝目を収める

2月1日、連闘で迎えた18戦目は、福山・高知連携勝海舟シリーズ一戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた19戦目は、福山・高知連携お龍シリーズ一戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤本三郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた20戦目は、一般C10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本三郎騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

3月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C12（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤本三郎騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤本三郎騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤本三郎騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた24戦目は、一般C11（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤本三郎騎手（9戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤本三郎騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた26戦目は、一般C11（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で藤本三郎騎手（11戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C11（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で藤本三郎騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた28戦目は、一般C10（福山ダート1130m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で藤本三郎騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。