バーニーフォールズ（2019年生、母Line Ahead）

Burney Falls

2019.02.19

バーニーフォールズ（2019年2月19日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「アメリカに存在する滝名」。毛色は鹿毛。種牡馬のBated Breath（当時12歳）と交配したLine Aheadが18歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月17日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、5着を確保した。

12月28日、中9週で迎えた2戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

3歳（2022年）

4月17日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。

5月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着に入った。

6月11日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

8月20日、中9週で迎えた6戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のシナモンロールに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

11月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの飯坂温泉特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

12月17日、中5週で迎えた8戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

4歳（2023年）

4月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの医王寺特別（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。