ワンナイトオンリ（2011年生、母ニュースブロガー）

ワンナイトオンリ（2011年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエイシンデピュティ（当時9歳）と交配したニュースブロガーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、地方14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の2歳。

経歴

デビュー前

中川雅之厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2013年）

10月6日、デビュー戦は青柳正義騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は439kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のパピポッポに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、アキレウスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、2歳地方重賞の百万石ジュニアカップ（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

12月1日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、2歳戦のラピスラズリ賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のノースポール賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のナツノキラメキに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3歳（2014年）

3月23日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登・雪割草まつり特別3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

4月1日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の恋路海岸特別3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の大幡郷社祭特別3（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のノトキリシマ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた12戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登巌門賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた13戦目は、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

7月8日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦の加賀大聖寺灯ろう流し特別3（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。