ダートリーダー（2013年生、母ポーテンタイル）

ダートリーダー（2013年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「矢形前駆放電」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時16歳）と交配したポーテンタイルが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田博志。戦績は、中央平地12戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳以上C2 23。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田博志から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって486万円で落札された。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月27日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた2戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

11月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月20日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

3歳（2016年）

2月14日、中7週で迎えた6戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた7戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた8戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、6着を確保した。

5月15日、中1週で迎えた10戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて7着に敗れた。

6月25日、中5週で迎えた11戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は城戸義政騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

9月18日、中7週で迎えた14戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のクリノホテイソンに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月20日、中1週で迎えた18戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C2 45（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中直人騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。