ケージーオオゾラ（2011年生、母ケージーカチドキ）

ケージーオオゾラ（2011年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋大空」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時14歳）と交配したケージーカチドキが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場（三石）。戦績は、中央平地4戦0勝、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2六七。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

12月23日、デビュー戦は平野優騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3歳（2014年）

1月12日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平野優騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

3月16日、中8週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

5月17日、中8週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は平野優騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

6月26日、中5週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のムスメデゴザルをハナ差振り切って初白星を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた8戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったヒデノシスターに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた9戦目は、はまゆう賞（園田ダート1400m 雨/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた10戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたアンリエット決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

10月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のゲンキデイコウをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。