スズカビッグワン（2015年生、母スズカビンテージ）

スズカビッグワン（2015年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大きいもの」。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカフェニックス（当時13歳）と交配したスズカビンテージが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C12。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

6月16日、デビュー戦は服部寿希騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は476kg。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

4歳（2019年）

1月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた3戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた4戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のオーサムミッションに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月27日、中2週で迎えた5戦目は、矢作古川特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた6戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のスーパーレガシーに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

4月3日、中2週で迎えた7戦目は、吉野桜特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。