エゾノタイセツ（2004年生、母シフォンケーキ）

エゾノタイセツ（2004年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「蝦夷の大雪」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時9歳）と交配したシフォンケーキが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は瀬口信正。戦績は、中央平地2戦1勝、地方23戦0勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月18日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモペンタクンを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月17日、中3週で迎えた2戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に敗れた。

4歳（2008年）

7月31日、約16か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、スターキングマン賞（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、北海道えぞ松特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた5戦目は、レダ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた6戦目は、アルクトゥールス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は秋田大助騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた7戦目は、アルニタク特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、アドマイヤボス賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、ホクレンえん麦特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋田大助騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた10戦目は、鵡川カネダイ大野ししゃも特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋田大助騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

5歳（2009年）

5月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、札幌モエレ健康センター特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた12戦目は、レグルス特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は秋田大助騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、アンドロメダ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた14戦目は、コールサック特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は秋田大助騎手（7戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた15戦目は、日高町商工会特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のホクレンえん麦特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた17戦目は、THEサッポロビヤガーデン特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は秋田大助騎手（9戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた18戦目は、ナイター競馬ほのぼの観戦ツアー特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（10戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の日高建設協会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は三井健一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた20戦目は、ヤングジェネレーションカップ（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は秋田大助騎手（11戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた21戦目は、つぼ八特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は三井健一騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた22戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は秋田大助騎手（12戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた23戦目は、駒ヶ岳特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（13戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた24戦目は、ホッカイドウ競馬三石ファンクラブ2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた25戦目は、日高報知新聞特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。