ポップコーントーン（2019年生、母ラスイエットロス）

ポップコーントーン（2019年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ポップコーンのように弾けるような活躍を願って」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時24歳）と交配したラスイエットロスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

鈴木慎太郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月23日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は388kg。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

4月10日、中6週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月28日、中6週で迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6月28日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた6戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、うらかわ優駿ビレッジアエル賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

7月13日、連闘で迎えた7戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた8戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた9戦目は、日高さんご渓谷賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は石堂響騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた12戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヤマニンアイラに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月24日、中4週で迎えた15戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた16戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4歳（2023年）

1月12日、中2週で迎えた17戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

1月20日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、キンセンカ賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

2月14日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた19戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

3月21日、中4週で迎えた20戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフォースチルドレンを圧倒的な末脚で3/4馬身差し切って2勝目をマークした。

4月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で室陽一朗騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた22戦目は、さいたま市発祥のさつまいも紅赤賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で室陽一朗騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

5月31日、中4週で迎えた23戦目は、観光物産館さきたまテラス賞（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で室陽一朗騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で室陽一朗騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

6月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で室陽一朗騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3二（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で室陽一朗騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた27戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で室陽一朗騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた28戦目は、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド浦和第1戦（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で室陽一朗騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で室陽一朗騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。