フリーセント（2021年生、母ローザディアマント）

Fliessend

2021.05.02

フリーセント（2021年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「流れるもの(独)」。毛色は栗毛。種牡馬のMind Your Biscuits（当時8歳）と交配したローザディアマントが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はエムエム、ヤマダファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C2十。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月17日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず15着に敗れた。

5月26日、中9週で迎えた2戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

8月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

10月6日、中7週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた4戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルジェラに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、ジャヴァネに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月12日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、フィローシャに交わされて2馬身半差の2着となった。