アスカノラポール（2009年生、母アスカノヒミコ）

アスカノラポール（2009年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋（信頼）関係（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時9歳）と交配したアスカノヒミコが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠タガノファーム。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月21日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は528kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた4戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

5月6日、中9週で迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入った。

7月15日、中2週で迎えた8戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったメイショウタマカゼにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた9戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、カーバにハナ差交わされて2着に惜敗した。

8月25日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月24日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。