シビックドリーム（2022年生、母キャスノワゼット）

シビックドリーム（2022年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のゴールドドリーム（当時9歳）と交配したキャスノワゼットが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村牧場。2024年のハイセイコー記念で2着に入った他、2024年のゴールドジュニアで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シグラップ・マネジメントから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、國枝久美子によって1,980万円で落札された。

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

6月24日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は489kg。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では決め手が足りず3着に敗れた。

8月1日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフジマキシマスに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月10日、中5週で迎えた3戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのゴールドジュニア（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したニホンダイラに半馬身届かず2着となった。

11月6日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンのハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスマイルマンボに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

1月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の呑川賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したカガヤキテンマを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳Jpn3の雲取賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で安藤洋一騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた8戦目は、3歳Jpn2の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤洋一騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンのネクストスター東日本（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安藤洋一騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。