トピアリー（2003年生、母アラビックナイト）

トピアリー（2003年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「樹木を動物の形等に刈り込んで、彫像的に仕立てる人工樹形」。毛色は栗毛。種牡馬のタバスコキャット（当時12歳）と交配したアラビックナイトが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田忠幸。戦績は、中央平地6戦0勝、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田忠幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、島田久によって420万円で落札された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

12月11日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3歳（2006年）

1月23日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月25日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

10月1日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた6戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

12月12日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般B4-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた8戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B4-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

4歳（2007年）

1月3日、連闘で迎えた9戦目は、ミラノピザ賀正杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

1月7日、連闘で迎えた10戦目は、一般B3-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。