タケルアヴァロン（2013年生、母レディレイナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中脇満から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森保彦によって432万円で落札された。

3歳（2016年）

4月17日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は508kg。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

6月11日、中5週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月14日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮戦したが、勝ったラピッドライズに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

4歳（2017年）

3月3日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモロザラムに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中4週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一十二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったゼンノカヴァルリーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月26日、中2週で迎えた8戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、世界盆栽大会ついに明日からで賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のイノセントワールドに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた10戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、夏椿特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7月23日、中5週で迎えた11戦目は、一般C2三（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のネイルアンドリングに1馬身半の差をつけて制した。

7月31日、連闘で迎えた12戦目は、しなちゃんいつもありがとう還暦おめでとう（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエヴァンジェリンに7馬身の差をつけて優勝

9月26日、中7週で迎えた13戦目は、千産千消賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

12月13日、中8週で迎えた15戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のベルラトールに3馬身の差をつけて制した。

5歳（2018年）

1月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のダテノタイフーンをクビ差振り切って5勝目を挙げた。

7月6日、約6か月の休み明けで迎えた17戦目は、華吉10歳おめでとう記念（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

6歳（2019年）

2月27日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた18戦目は、八肥の会ジオファーム創立1周年記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のステップアップをクビ差振り切って久方ぶりの一戦を物にした。

5月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、梓特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、スワニルダに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中6週で迎えた20戦目は、アルタイル特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月19日、中1週で迎えた21戦目は、みうら夜市特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた22戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、宮ヶ瀬ダムナイト放流記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた23戦目は、法師蝉特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。