クラウディアイ（2022年生、母モンクール）

クラウディアイ（2022年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名(クラウディア)と愛の組合せ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時6歳）と交配したモンクールが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は笠松牧場。2024年の京都2歳ステークス(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笠松牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイズジャパンによって5,280万円で落札された。

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月25日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサトノクローザーに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳G3の京都2歳ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月28日、中4週で迎えた3戦目は、2歳G1のホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（2戦1勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

3歳（2025年）

3月9日、中9週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月4日、中7週で迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、5着に終わった。

6月21日、中6週で迎えた6戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

10月5日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したフォーキャンドルズを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、最後はブラーヴイストワルと並んで4着同着となった。