アーバンテンユウ（1993年生、母ツクバテンユウ）

Urban Tenyu

1993.05.05

アーバンテンユウ（1993年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時12歳）と交配したツクバテンユウが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山田 昇史。戦績は、地方20戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の天王星特別(C1三)。

経歴

デビュー前

及川六郎厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1996年）

2月23日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は509kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノイナズマに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月19日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のノースチャペルに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

4月19日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のヒヤシンス特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヒダショウダイバーに3/4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

6月4日、中4週で迎えた5戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

4歳（1997年）

3月5日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から23kg減らして迎えた6戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月4日、中3週で迎えた7戦目は、陽春特別（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーポピーから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた9戦目は、あやめ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた10戦目は、三咲特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネリーダーに1馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（8戦4勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のフワイナホープをクビ差制して勝利を手中に収めた。

7月9日、中2週で迎えた12戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、天王星特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードリングに半馬身の差をつけて優勝

7月26日、中1週で迎えた13戦目は、B3 C1（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のムーンエリーゼをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

5歳（1998年）

1月2日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、紅梅特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた15戦目は、初草特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた16戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、アメジスト特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた17戦目は、春風特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の千葉特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月25日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた19戦目は、ノベンバー特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（9戦5勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

12月17日、中2週で迎えた20戦目は、鍛炭幸夫騎手を鞍上に迎えて、’98フレンドリーサドル特別（7）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。