セルリアンルネッタ（2019年生、母ユウアールシー）

セルリアンルネッタ（2019年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+小さな月(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時16歳）と交配したユウアールシーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷川一男。2023年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月21日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

3歳（2022年）

3月21日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月3日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は永島まなみ騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた6戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた7戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月4日、連闘で迎えた8戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

10月15日、中5週で迎えた9戦目は、小牧加矢太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアストラエンブレムから3馬身半差の2着となった。

11月27日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧加矢太騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2023年）

2月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧加矢太騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた12戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のグランシャークに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月8日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた15戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月12日、中7週で迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月16日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月11日、中7週で迎えた18戦目は、京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

2023年11月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。