ルンタノチュー（2009年生、母フラワーパフューム）

ルンタノチュー（2009年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「風の馬（チベット語）＋星（アイヌ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時12歳）と交配したフラワーパフュームが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は福原謙吉。戦績は、中央平地6戦0勝、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

当歳のとき、福原謙吉から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、福原謙吉から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

7月6日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったクラカルメンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月9日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアマクサボーイに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月15日、中4週で迎えた4戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の「がんばれ!ホッカイドウ競馬」特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり3着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイルゴーバックにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月23日、中3週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のかえで賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた7戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた8戦目は、2歳500万下のからまつ賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

12月24日、中3週で迎えた9戦目は、2歳500万下の樅の木賞（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入った。

3歳（2012年）

1月28日、中4週で迎えた10戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

3月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた13戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で筒井勇介騎手（6戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。