タシロスプリング（1998年生、母セナリオ）
Tashiro Spring
1998.04.17
タシロスプリング（1998年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時24歳）と交配したセナリオが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）スイートファーム。戦績は、中央平地16戦3勝2着3回。2000年のファンタジーステークス(牝G3)に勝利した他、2000年のすずらん賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 16戦3勝 [3-3-2-8/16]
- 総賞金国内
- 5,903万円
- 生年月日
- 1998年4月17日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 鶴留明雄栗東
- 馬主
- （有）日進牧場
- 生産者
- （有）スイートファーム
- 抹消情報
- 中央：2002年1月10日抹消
地方：2000年11月29日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad | 6*6×7*7 | 4.68% |
| き | Gallant Fox＝Fighting Fox | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Northern Dancer | 3×4 | 18.75% |
| 牡 | Princequillo | 4×5*7 | 10.15% |
| 牡 | Nearco | 5×6*7*7 | 6.25% |
| 牡 | Native Dancer | 5×5*6 | 7.81% |
| 牡 | Count Fleet | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Hyperion | 6×7*7 | 3.12% |
| 牡 | Teddy | 7*7*7×7 | 3.12% |
| 牡S | Menow | 5*5 | 6.25% |
| 牡S | Blue Larkspur | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Man o' War | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Phalaris | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡M | Nasrullah | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Johnstown | 7*7 | 1.56% |
| 牝S | Selene | 7*7*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ニジンスキー系
- ファミリーナンバー
- 16-h
レース成績
経歴
デビュー前
鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2000年）
6月10日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、4着を確保した。
6月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マイネルエーレに交わされて5馬身差の2着に敗北した。
7月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ダンツフレームに半馬身交わされて2着に敗北した。
7月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のフリーエントリーに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。
8月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で上村洋行騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったカーディアンゴットにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
8月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上村洋行騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
9月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で上村洋行騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のソレキタキタに1馬身1/4の差をつけて優勝
9月24日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で上村洋行騎手（7戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
11月5日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のファンタジーステークス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のテンザンデザートに1馬身1/4の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。
12月3日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳G1の阪神3歳牝馬ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。
3歳（2001年）
3月11日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。
4月8日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳G1の桜花賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って15着に終わった。
5月12日、中4週で迎えた13戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。
11月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、アンドロメダステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。
12月8日、中1週で迎えた15戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、摩耶ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。
12月23日、中1週で迎えた16戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、2001ファイナルステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。