クリノコクシムソウ（2012年生、母ブライダルソング）

クリノコクシムソウ（2012年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋国士無双（麻雀用語）」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時14歳）と交配したブライダルソングが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中前牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方40戦3勝。主な勝ち鞍は2016年のファイナルレース(一般C3 11)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中前牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本博晴によって945万円で落札された。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月17日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

3歳（2015年）

1月18日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

3月18日、中7週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の盛春賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4月19日、中4週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

5月23日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菊地絵理香初優勝特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3ヘ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の夜さ恋フェスティバル特別（高知ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で下村瑠衣騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で下村瑠衣騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた12戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた13戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3 16（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着を確保した。

10月17日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4歳（2016年）

3月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一期一会特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた21戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、福山魂・若駒牧場特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた22戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

4月10日、連闘で迎えた23戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C3 16（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

4月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、かつお酒盗特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

5月8日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた25戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマリンチャンに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月28日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のジーンノワールに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月11日、中1週で迎えた27戦目は、真美結婚するぞ特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた28戦目は、ナカ土井ホーセキ特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

7月9日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（11戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-8（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（13戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下村瑠衣騎手（14戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

8月28日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で下村瑠衣騎手（15戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエクラに4馬身の差をつけて優勝

9月4日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた35戦目は、ダリア特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で下村瑠衣騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた36戦目は、浦和・船橋・大井・川崎・高知ジョッキーズ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（17戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（18戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた39戦目は、じねんじょのすまし汁特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（19戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた40戦目は、大山ルビー特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（20戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた41戦目は、朝倉神社本殿特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で下村瑠衣騎手（21戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で下村瑠衣騎手（22戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

12月30日、中0週で迎えた43戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で下村瑠衣騎手（23戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5歳（2017年）

1月17日、中2週で迎えた44戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で下村瑠衣騎手（24戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。