トーセンゲンザン（2004年生、母グロウゲンザン）

Tosen Genzan

2004.04.23

トーセンゲンザン（2004年4月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のキンググローリアス（当時18歳）と交配したグロウゲンザンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小松 隆弘。戦績は、中央平地4戦0勝2着2回、地方11戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小松隆弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、門別牧場から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、島川隆哉によって756万円で落札された。

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

8月13日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったトーセンフーガに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3歳（2007年）

5月19日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したトミヨシプリンセスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、4着に終わった。

4歳（2008年）

3月24日、約8か月半の休養明けで迎えた5戦目は、皆川麻由美騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた6戦目は、一般B1一（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で皆川麻由美騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた8戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B1一（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた9戦目は、一般B1三（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

6月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、白神賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

7月6日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた11戦目は、チャペル ノーザンクロス杯（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた13戦目は、一般B1三（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた14戦目は、元気です!岩手レース（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた15戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、花巻温泉レース（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。