マッドブル（2003年生、母ウラカワメロディー）

Mad Bull

2003.02.27

マッドブル（2003年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「狂犬」。毛色は栗毛。種牡馬のオジジアン（当時20歳）と交配したウラカワメロディーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川崎 清。戦績は、地方10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の一般C3八九十。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川崎清から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、米田裕一によって525万円で落札された。

栗田裕光厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2006年）

12月1日、デビュー戦は赤嶺亮騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は516kg。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で赤嶺亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4歳（2007年）

1月25日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤嶺亮騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったイシノツヨシに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は赤嶺亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったカネツブレイブに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた6戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C3七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3十11（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、メイイエローにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月30日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3八九十（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて、最後は2着のシャインヒーローをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

9月19日、中4週で迎えた10戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。