コクテールテン（1998年生、母コクテールリリー）

Cocktail Ten

1998.05.10

コクテールテン（1998年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時12歳）と交配したコクテールリリーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は朝野 勝洋。戦績は、地方9戦2勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

高岩孝敏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2000年）

11月16日、デビュー戦は達城龍次騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は453kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

3歳（2001年）

3月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg減らして迎えた2戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1000m 雨/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエビスシャンハイに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月13日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で川本裕達騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川本裕達騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のスターズアイファーをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

5歳（2003年）

6月8日、約23か月半の休養明けで迎えた8戦目は、一般C3四（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川本裕達騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

7月5日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、一般C3六（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で川本裕達騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。