コウヨウマリア（2011年生、母フォーティース）

コウヨウマリア（2011年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋聖母」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時18歳）と交配したフォーティースが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

3月2日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のデュアルインパクトに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月13日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳500万下のデイジー賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳以上500万下の栗子特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

11月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい最後はアルファメールと並んで16着同着となった。

4歳（2015年）

1月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の西尾特別（中京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。