ケイアイピット（2001年生、母アトムピット）

ケイアイピット（2001年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時15歳）と交配したアトムピットが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大滝康晴。戦績は、中央平地9戦0勝2着3回、地方27戦0勝。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

9月13日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3歳（2004年）

1月18日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月21日、中4週で迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

4月4日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったジョウノオーロラにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

8月1日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたケイエスアカリ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月7日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ムソウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月5日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた9戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4歳（2005年）

1月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、若水特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

3月11日、中4週で迎えた13戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、おおいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

4月7日、中1週で迎えた15戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

5月11日、中4週で迎えた16戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた17戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、さそり座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた19戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、風待月特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた21戦目は、こうま座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は細川勉騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた23戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は細川勉騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた25戦目は、牝馬限定戦のくじら座特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた26戦目は、いて座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた27戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた29戦目は、七里ヶ浜特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は細川勉騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた31戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた32戦目は、折笠豊和騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた33戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた34戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C1四イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた36戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。