キャロルハウス（1985年生、母Tuna）

キャロルハウス（1985年3月5日）は、アイルランドで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のLord Gayle（当時20歳）と交配したTunaが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外19戦7勝。1989年の凱旋門賞(仏・G1)に勝利した他、1989年のチャンピオンステークス(愛・G1)を制するなど、G1級競走3勝を含む重賞5勝を挙げた。

経歴

2歳（1987年）

1着となった。

3歳（1988年）

4月14日、11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月8日、3歳G2のオカール賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月29日、3歳G1のデルビーイタリアーノ（イタリア・カパンネッレ芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。11頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったTisserandから短アタマ差の2着に惜敗した。

7月14日、3歳戦のダービー（イギリス・チェプストウ芝2414m）に出走。3頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のGolden Waveに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

7月24日、G1のベルリン銀行大賞（ドイツ・デュッセルドルフ芝2400m）に出走。5頭立てのレースに臨んだ。3着に敗れた。

8月28日、7頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のDalganに1馬身半の差をつけて重賞ウィナーの称号をゲットした。

9月4日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。5頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のHelikonに3馬身半の差をつけて初のG1タイトルをつかんだ。

10月16日、G1のジョッキークラブ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。5頭立てのレースに臨んだ。3着に敗れた。

11月13日、S.ソト騎手を鞍上に迎えて、G1のローマ賞（イタリア・カパンネッレ芝2000m）に出走。13頭立てのレースに臨んだ。4着に終わった。

4歳（1989年）

4月29日、9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月20日、G2のロジャーズゴールドカップ（アイルランド・カラ芝2012m）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、G2のプリンセスオブウェールズステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝2414m）に出走。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアサティスをクビ差制して3つ目の重賞タイトルを掴み取った。

7月22日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月2日、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、G1のチャンピオンステークス（アイルランド・フェニックスパーク芝2012m）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のCitidancerに3/4馬身の差をつけてG1・2勝目をマークした。

10月8日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でM.キネーン騎手（1戦1勝）。19頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。最後は、2着のBeheraに1馬身半の差をつけて3つ目のG1タイトルを手に入れた。

11月26日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でM.キネーン騎手（2戦2勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

5歳（1990年）

6月22日、G2のハードウィックステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は4戦連続でM.キネーン騎手（3戦2勝）。7頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月1日、R.コクレーン騎手を鞍上に迎えて、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。8頭立てのレースに臨んだ。4着に敗れた。