ダンスコンコルド（2001年生、母ダンスパシフィック）

ダンスコンコルド（2001年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時8歳）と交配したダンスパシフィックが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パシフイック牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般D4-1。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月17日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。馬体重は486kg。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

9月20日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、ムソウジョーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

11月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

3歳（2004年）

1月24日、中8週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月24日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に敗れた。

9月9日、中6週で迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D4-4（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のペンタイセイに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般D4-1（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミツイシスターに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月12日、中2週で迎えた10戦目は、一般D3-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンウイナーからクビ差の2着に甘んじた。

10月27日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月10日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、穂別特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

12月11日、中3週で迎えた13戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

4歳（2005年）

1月23日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

3月5日、中5週で迎えた15戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた17戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。