グローバルチャンプ（1988年生、母セントゼノビア）

Global Champ

1988.03.18

グローバルチャンプ（1988年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のイエローゴツド（当時21歳）と交配したセントゼノビアが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

12月9日、デビュー戦は楠孝志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ミスターヤマヒサに半馬身交わされて2着となった。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楠孝志騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3歳（1991年）

6月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で楠孝志騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月31日、中8週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1000m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で楠孝志騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で楠孝志騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で楠孝志騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた7戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイリスバンブーにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月20日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月26日、連闘で馬体重を前走から18kg絞って迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西園正都騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は楠孝志騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

4歳（1992年）

4月5日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、若草賞（三条ダート1700m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（三条ダート1700m 雨/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。