リュウイレブン（1989年生、母リユウナウシカ）

Ryu Eleven

1989.05.08

リュウイレブン（1989年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウショウイレブン（当時13歳）と交配したリユウナウシカが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 10戦1勝 [1-0-3-6/10]
• 総賞金 国内: 965万円
• 生年月日: 1989年5月8日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 栗毛
• 厩舎: 石毛善衛 美浦
• 馬主: 国光正憲
• 生産者: （有）桑田牧場
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 5馬身

ベストレース

• レース名: 4歳未勝利
• 日付/馬齢: 1992年8月22日/3歳
• コース: 新潟芝2000m 右 外
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 8.1倍/4番人気
• 馬番/頭数: 6番/14頭
• 天候: 曇 28.6℃
• 馬場状態/馬場速度: 稍/極遅
• レースラップ: 平均=12.2/ラスト=12.7
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 1-1-1-1
• 馬体重 増減: 430kg +8
• 出走間隔: 中3週
• 騎手 斤量: 中舘英二 53.0kg

血統

概要

祖母のスカイナーは中央平地19戦2勝2着1回。父のトウショウイレブンは中央平地13戦5勝2着3回。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Fairway＝Pharos	6*6×5*6*7*7	9.37%
きM	Sweet Lavender＝Rose Red	6*7	2.34%
牡	Hyperion	4*5×5*7	13.28%
牡	Nearco	5×6	4.68%
牡	Gainsborough	5*6*7*7×6*7	8.59%
牡	Blenheim	6*6×7	3.9%
牡	Chaucer	6*7×7*7	3.9%
牡	Dark Ronald	6×7	2.34%
牡	Phalaris	6*7*7×6*7	5.46%
牡	Swynford	7×7	1.56%
牡S	Blandford	6*7*7	3.12%
牡S	Bay Ronald	7*7	1.56%
牡M	Alcantara	6*7	2.34%
牡M	Son-in-Law	6*7	2.34%
牝	Serenissima	6*7×6*7	4.68%
牝	Lady Josephine	7×7	1.56%
牝S	Mumtaz Mahal	6*7	2.34%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 テスコボーイ 1963 （GB）		Princely Gift 1951 （GB）	Nasrullah	Nearco
				Mumtaz Begum
			Blue Gem	Blue Peter
				Sparkle
		Suncourt 1952 （GB）	Hyperion	Gainsborough
				Selene
父 トウショウイレブン 1976 （JPN）			Inquisition	Dastur
				Jury
		Your Host 1947 （USA）	Alibhai	Hyperion
				Teresina
父の母 ソシアルバターフライ 1957 （USA）			Boudoir	Mahmoud
				Kampala
		Wisteria 1948 （USA）	Easton	Dark Legend
				Phaona
			Blue Cyprus	Blue Larkspur
				Peggy Porter
母の父 サテインゴ 1970 （GB）		Petingo 1965 （GB）	Petition	Fair Trial
				Art Paper
			Alcazar	Alycidon
				Quarterdeck
		Saquebute 1961 （FR）	Klairon	Clarion
				Kalmia
母 リユウナウシカ 1984 （JPN）			Synaldo	Tantieme
				Stratonice
		ラヴアンダン 1953 （FR）	Verso	Pinceau
				Variete
母の母 スカイナー 1968 （JPN）			Lavande	Rustom Pasha
				Livadia
		デイタニー 1953 （GB）	Fair Copy	Fairway
				Composure
			Burning Bush	Hyperion
				Snowberry

血統分類

• サイアーライン: テスコボーイ系
• ファミリーナンバー: 6-e

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1992/08/22 新潟	芝2000m 稍 曇	4歳未勝利	(ダイワディック) -0.9	1 / 14	4枠 6番	中舘英二	53kg	8.1	4人	1-1-1-1	/ 37.4	430	+8
1992/07/25 新潟	芝2000m 良 晴	4歳未勝利	スーパーディズマル 0.2	3 / 12	1枠 1番	中舘英二	53kg	9.3	5人	3-3-4-5	/ 38.0	422	+2
1992/07/05 福島	芝1800m 良 晴	4歳未勝利	ブロッコム 0.2	4 / 13	8枠 12番	橋本広喜	52kg	7.0	3人	7-5-3-4	38.5 / 36.4	420	+6
1992/06/13 東京	ダ1600m 良 曇	4歳未勝利	トーコーチェリー 0.5	3 / 15	3枠 6番	橋本広喜	52kg	10.0	4人	11-8	37.5 / 37.5	414	0
1992/05/23 東京	ダ1600m 重 晴	4歳未勝利	トーレント 0.7	3 / 16	6枠 11番	橋本広喜	52kg	38.4	9人	12-10	37.5 / 38.0	414	+2
1992/05/10 東京	ダ1400m 不 雨	4歳未勝利	レイクスカイ 1.5	7 / 14	6枠 9番	橋本広喜	52kg	54.5	8人	10-13	37.9 / 36.7	412	-8
1992/04/19 中山	ダ1200m 良 曇	4歳未勝利	レオダンサー 1.6	6 / 13	1枠 1番	橋本広喜	52kg	98.8	10人	9-8	39.0 / 38.5	420	0
1992/03/28 中山	ダ1200m 稍 曇	4歳未勝利	スイートジョディ 2.0	9 / 14	1枠 1番	橋本広喜	52kg	136.6	14人	12-12	38.9 / 36.4	420	0
1992/02/16 東京	ダ1400m 良 晴	4歳新馬	ストロングサルタン 7.3	8 / 8	7枠 7番	橋本広喜	52kg	90.1	7人	6-8	44.0 / 36.9	420	-4
1992/02/03 東京	ダ1200m 不 曇	4歳新馬	イスズアルディ 4.7	14 / 16	6枠 12番	橋本広喜	52kg	111.5	15人	16-16	37.5 / 40.1	424

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

石毛善衛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

2月3日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月28日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本広喜騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で橋本広喜騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で橋本広喜騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮し、3着に入った。

7月5日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で橋本広喜騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

8月22日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のダイワディックに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。