ロードオヒア（2016年生、母レディブラッサム）

ロードオヒア（2016年2月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ハワイの花名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時15歳）と交配したレディブラッサムが21歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2019年の三浦半島 for you杯。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額8,640万円（17.28万×500口）で一口馬主が募集された。

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

11月4日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

3歳（2019年）

3月31日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

7月6日、中8週で迎えた6戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

8月3日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

10月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三浦半島 for you杯（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエメラルドスピアーに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月19日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピンクブロッサムに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2020年）

1月18日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって16着に敗れた。

4月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から50kg増やして迎えた12戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、水芭蕉特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、サウンディングベルに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた13戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、福島町岩部クルーズ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた14戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、パンジー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた15戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、モンテロッソ賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ペンタスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月9日、中5週で迎えた16戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、エゾカンゾウ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

7月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、ご当地キャラ・しむかっぴー特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したアールビットを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた18戦目は、ペンタス特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた19戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR門別第1戦（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた20戦目は、ダリア特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったブラックアモーレに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月14日、中3週で迎えた21戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、ノーザンホースパーク特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月28日、中1週で迎えた22戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、胆振軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

12月3日、中4週で迎えた23戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフローラルドレスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2 C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

5歳（2021年）

1月2日、中1週で迎えた25戦目は、そのだは面白い!第11回青芝フック杯（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

2月11日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったステイグリーンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月23日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で廣瀬航騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のトライバルキングに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

3月23日、中3週で迎えた29戦目は、ひめたん2歳お誕生日記念 4歳以上特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で廣瀬航騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた30戦目は、春風駘蕩特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で廣瀬航騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月1日、約6か月の休養明けで迎えた31戦目は、さざんか賞（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で廣瀬航騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で廣瀬航騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマジカルフェイスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた33戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、そのだライオンズクラブ杯（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、フミタツティンクルにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

11月23日、中3週で迎えた34戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（10戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のファイナルコールに1馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

12月29日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、オッズパーク杯（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6歳（2022年）

1月12日、中1週で迎えた36戦目は、聖徳太子没後1400年記念特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったスターギアに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

2月1日、中2週で迎えた37戦目は、上郡赤松円心特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（13戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた38戦目は、卓球大会ひめたんカップ（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（14戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のカリテスグレースを3/4馬身振り切って制した。

6月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた39戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で廣瀬航騎手（15戦3勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクツワノセキトリに1馬身3/4の差をつけて6勝目を掴み取った。

6月23日、中2週で迎えた40戦目は、スイートピー賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で廣瀬航騎手（16戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で廣瀬航騎手（17戦4勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。