フロイラインローゼ（2005年生、母アルバローズ）

フロイラインローゼ（2005年2月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「薔薇乙女（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時9歳）と交配したアルバローズが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

9歳のとき、ノーザンファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、和新商会によって216万円で落札された。

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月7日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

9月1日、中7週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入った。

3歳（2008年）

3月29日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したコーニングストーンを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

5月31日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月21日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた7戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月7日、中5週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。