ジャナドリア（2022年生、母ターシャズスター）

ジャナドリア（2022年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「サウジアラビアの伝統と文化の国家フェスティバル」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドドリーム（当時9歳）と交配したターシャズスターが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2025年の羽田盃(Jpn1)で3着に入った他、2025年の雲取賞(Jpn3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

8月17日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るピカピカサンダーを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

12月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のベリタバグスに1馬身3/4の差をつけて優勝

3歳（2025年）

2月19日、中9週で迎えた3戦目は、3歳Jpn3の雲取賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上はC.ルメール騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグランジョルノに1馬身3/4の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

4月29日、中9週で迎えた4戦目は、3歳Jpn1の羽田盃（大井ダート1800m 晴/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（2戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のレパードステークス（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。