ダンツシーキング（2005年生、母イエローサファイア）

ダンツシーキング（2005年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋海賊王」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時10歳）と交配したイエローサファイアが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中村勝則。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳B1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村勝則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって2,625万円で落札された。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月1日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月15日、中1週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 小雨/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたピエナエイム決め手に屈してクビ差の2着となった。

9月2日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3歳（2008年）

1月20日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に敗れた。

4月7日、中6週で迎えた8戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンストンブレーヴにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

4月20日、中1週で迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳A（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカネショウステージに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月17日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の若竹特別（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた13戦目は、朝顔特別（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた14戦目は、すすき特別（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた15戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、秋雲特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

10月16日、中4週で迎えた16戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、山茶花特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。