セラヴィ（2008年生、母オーサンコンドル）

セラヴィ（2008年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「これが人生（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時10歳）と交配したオーサンコンドルが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地24戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月25日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は416kg。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（2011年）

1月10日、中1週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って15着に敗れた。

5月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ネオザミスティックに半馬身交わされて2着となった。

5月14日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月19日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウナナイロを半馬身差し切って未勝利戦を制した。

7月10日、中2週で迎えた7戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

10月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた9戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた10戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

4歳（2012年）

1月29日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着を確保した。

5月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は高倉稜騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

6月9日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は高倉稜騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

7月29日、中6週で迎えた17戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月2日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（4戦0勝）。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

9月16日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

10月8日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（6戦0勝）。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

11月11日、中4週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた22戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5歳（2013年）

7月20日、約7か月の休み明けで迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

8月3日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6歳（2014年）

1月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた25戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップオルフェウス賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。