ワールドウォッチ（2016年生、母Baldovina）

World Watch

2016.04.05

ワールドウォッチ（2016年4月5日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界を注視する」。毛色は鹿毛。種牡馬のIffraaj（当時15歳）と交配したBaldovinaが13歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2018年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

10月21日、デビュー戦はJ.モレイラ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトップソリストをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月11日、中2週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

3歳（2019年）

8月11日、約9か月の休養明けで迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

9月29日、中6週で迎えた4戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず18着に終わった。