トミケンクナップ（2011年生、母グランプリハナコ）

トミケンクナップ（2011年3月18日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋利口な、有能な（オランダ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時9歳）と交配したグランプリハナコが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坪田信作。戦績は、地方15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、富樫賢二によって262.5万円で落札された。

蛯名雄太厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2014年）

3月11日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したロイヤルヴィグラスを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月31日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワールドリアンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

7月29日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

11月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

12月9日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

4歳（2015年）

3月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

5月5日、中5週で迎えた11戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた12戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般B2-6（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた15戦目は、碁石ヶ峰特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。